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『おーっ!今度こそ、ィィ線いってんじゃないですか?』
「何が?」
『自分だけを愛して、守ってくれるなんて、女の子にとっては、理想この上ないでしょう?』
「…。あんた…何でそんなに人間くさいの?」
『Σし、失礼な…。それくらいは、ミニィにだって解りますよぅ!』
「束縛…キツイかもよ?相手は命懸けだよ?」
『どこにいても駆け付けてくれるナイトならば、ミニィは安心して身を委ねますよ。』
「次!」
『えぇっΣ』
「④至れり尽くせり、望む事を何でも叶えてくれる、欲しい物も、やりたい事も、行きたい所も、財を惜しまず、貢いで…じゃないや、愛の形だと言ってくれる、ドラ〇もんのような…執事タイプ。」
『執事を勘違いしてませんか?』
「ちょっと違うかな?…お嬢様扱いしてくれるみたいなタイプなんだけど…。」
『難しいですね…。』
「結局は、財などなくても、大切にしてくれたらいいんだけどね。」
『そうなんですか?』
「言ってみたかっただけだ。一緒に協力出来る男になら、多くを求めたくならないだろう?」
『それもそうですね…。』
「⑤甘えたがりで、頑張ってるけれど、やる事なす事、全て裏目に出てしまう、かなりドジでアホでバカなんだけど、憎めないような弟タイプ。」
『あ~…ミニィは嫌ですね…。』
「何を言う!可愛いだろ!?」
コトネは、ミニィに軽く怒鳴った。
『で、一体どのタイプがお好みなんですか?』
「全部。」
『Σは?』
「だから、私の好きな異性のタイプだから、全部に決まってる。」
『そんな男性が、この世にいるのですか?』
「いる!」
『どこにッ?!』
「…それは…。」
『教えて下さいよ~!』
「今は言えない。」
『何故ですかぁ?』
「さ、じゃあ息抜きも終わったし、出掛けよう!」
いよいよ、コトネの冒険が始まる…か?
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