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『何をしに来たか…聞いてくれませんか?』
コトネのペースに追いつけそうにないので、ミニィは下手に出た。
「何しに来たの?」
『あなたの脳みそが作り出す世界を、今からリアル化して行って、あなたのやりたい事が何かを探ろうとゆう、ある人からの指令です。』
「ある人?」
『ハイ…。訳あって、誰かは言えませんが…。』
「ご主人様?」
舌の乾かぬうちに、いきなりそこを突っ込むのか?コトネ…。
『ミニィ達は、マスターとお呼びしてますが…。ご主人様とは、どなたですか?』
「まさかね…。Σって事は、あの方の為?つーか、そこまでして、暇つぶしになりたいのか?」
『はい?』
「あ、紛れも無い独り言ですから、気にしないで下さい。」
『…基本的に、これから先は、コトネ様の脳みそが望むような世界に、回線が繋がるようになってます。』
「うむうむ…。」
『残念ながら、お友達のミキ様は、ご一緒出来ません。』
「それは、ミッキーとミニーをやりたかっただけの登場だから?」
おぃ…図星なのかよ?
『…。』
「あ、当たりだ…。」
『違います…。』
「当たりでしょ?」
『グダグダ言うと、このまま終わりますよ?』
「む!卑怯な…。」
『…。とりあえず、何でもアリなんで、コトネ様が使いたがりそうな物を、この袋の中に入れてあります。』
「Σご都合主義ですよね?」
『はい…。コトネ様が、必要にならない限り、袋の中身は見えません。まぁ…使わない時は、小さく畳んでポケットにでもしまっておいて下さい。』
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