2人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねぇ…ミニィ…。」
『何ですか?』
「私、自分の好みのタイプについて、考えたんだけど…。」
突拍子もなく、思い付いたまま、コトネは言った。
『おッ!それは、コトネ様の脳みその研究には、持ってこいですね?』
「ん~…いや、実は本当は違うストーリーを先に書いてたんだけど、どうしても気になっちゃったから…。」
ストーリーの前後について、わざわざ説明する作者殺しなコトネ。
『そこは…言わなくても良いのでは?』
「私…どんな異性が好きなんだろう?」
『人の話聞いてます?強引ですよ?』
「やだなぁ…ミニィは人じゃないって事くらい、解ってるってばぁ…。」
『Σそこですかッ?』
一つ一つの会話に時間の掛かるキャラクターだな…。
略すぞ?(の∀の;)
「…私、考えたんだけど…。理想としては、数タイプに別れるんだよね…。」
コトネは、どうしても話したくて仕方ない為に、話の段取りなど気にしていなかった。
『…一応、聞きますけど…。もう少し上手く、話を出来ないんですか?』
「まず…①自分に出来ない事はない。そして不可能もない。完全なる自信家で、俺様タイプの王様タイプ。」
『それは、俺様タイプなんですか?王様タイプなんですか?てゆうか、いきなり複雑なタイプ説明ですね?』
「まぁ…このタイプのパターンは、自信があるからこそ、他人に屈しない。しかぁし、意外なところに弱点があるってトコが、魅力かな?」
『意外なところ?』
「そうだな…。何でも出来るようで、実は怖がりだったりとか…。甘えたがりだったりとか…。些細な事が苦手だったりとかだよ!」
嬉しそうに話すコトネ。
『それは、魅力のうちに入るんですか?完璧から、欠落してるだけではないんですか?』
最初のコメントを投稿しよう!