診断

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「ねぇ…ミニィ…。」 『何ですか?』 「私、自分の好みのタイプについて、考えたんだけど…。」 突拍子もなく、思い付いたまま、コトネは言った。 『おッ!それは、コトネ様の脳みその研究には、持ってこいですね?』 「ん~…いや、実は本当は違うストーリーを先に書いてたんだけど、どうしても気になっちゃったから…。」 ストーリーの前後について、わざわざ説明する作者殺しなコトネ。 『そこは…言わなくても良いのでは?』 「私…どんな異性が好きなんだろう?」 『人の話聞いてます?強引ですよ?』 「やだなぁ…ミニィは人じゃないって事くらい、解ってるってばぁ…。」 『Σそこですかッ?』 一つ一つの会話に時間の掛かるキャラクターだな…。 略すぞ?(の∀の;) 「…私、考えたんだけど…。理想としては、数タイプに別れるんだよね…。」 コトネは、どうしても話したくて仕方ない為に、話の段取りなど気にしていなかった。 『…一応、聞きますけど…。もう少し上手く、話を出来ないんですか?』 「まず…①自分に出来ない事はない。そして不可能もない。完全なる自信家で、俺様タイプの王様タイプ。」 『それは、俺様タイプなんですか?王様タイプなんですか?てゆうか、いきなり複雑なタイプ説明ですね?』 「まぁ…このタイプのパターンは、自信があるからこそ、他人に屈しない。しかぁし、意外なところに弱点があるってトコが、魅力かな?」 『意外なところ?』 「そうだな…。何でも出来るようで、実は怖がりだったりとか…。甘えたがりだったりとか…。些細な事が苦手だったりとかだよ!」 嬉しそうに話すコトネ。 『それは、魅力のうちに入るんですか?完璧から、欠落してるだけではないんですか?』
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