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「魅力だよッ!グリンピースを端っこに残す子供の愛らしさが、解らないのか?」
『…何でも嫌わず食べないと…。』
「海老ピラフの海老をどかして食べる大人の違和感が、解らないのか?」
『…それ、解りません。』
「私も解らないッ!」
『Σえぇっ?!』
「まぁまぁ…。御託はまた後にして、次いってみよう!」
『Σマイペースッ?』
「②裕福な家庭に生まれ育ち、何不自由なく育った、親の七光りタイプの、お坊ちゃまタイプの、王子様タイプ。」
『Σ更にタイプが重複してますけど…。』
「白馬に乗った王子様だね…。経済力で全てを解決。」
『へ…偏見ですよね?』
「う~ん…。でも王子様ってくらいだから、優しくて、包容力もあって、一緒に居ると落ち着く感じかな?」
『あ~…それは大切ですねぇ?』
「まぁ憧れだよね…。現実はそう上手くはいかない。」
『な…何かシビアですね?…実体験か何かですか?』
「…。ねぇ、ミニィ?」
『はい?』
「グーで殴っていい?それとも、腹を膝蹴りしてもいい?」
ミニィはコトネのプライバシーを侵害した。
『…すいません。もう言いません。』
「えぇッ?何で謝るのぉ?」
コトネはわざとらしく聞き返した。
『…。他にはタイプみたいのって、ありますか?』
ミニィは、話を逸らすのに必死だった。
「あるある!…③彼女を守る為には、手段すら選ばない。この人と決めたら、一生涯愛し抜き、決して揺るがない、騎士(ナイト)タイプ…。」
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