雪合戦

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雪合戦

12月1日 千歳空港に付くとたくさんの人がいた 招待した人が誰か分からなかったので私が 『手紙を見て来た人は集めって下さい』 というと10人の人が集まってきた 全員参加だった 私は不気味な笑みを浮かべながら みんなをバスにのせ会場へ向かった 第一回戦の会場は普通のグラウンドにした 『ではこれより犠牲ゲームを開始します』 みんな目が変わった 『なんだよそれ?』 と1人が言った 『犠牲ゲーム。つまり犠牲を出すゲーム このゲームではいろんな犠牲を出すので注意して下さい それでは一回戦を開始します 一回戦は雪合戦をしてもらいます 雪合戦と言ってもただの雪合戦ではありません こちらにあるスーツを着ていただき雪合戦をやってもらいます こちらのスーツは雪に反応して色が変わります 雪を当てられた方は失格となります 当てられた方は…』 『さっきから話聞いてるとなんだよ、そんな馬鹿馬鹿しいの付き合ってられるかよ』 と言って1人が歩いて帰りだした 『パーンッ!』 弾は頭を貫いた 『とこのように殺させてもらいます ここでは3人の脱落者がでるまでやります それでは着替えてください』 みんな着替えるときの顔がひきつっていた 『それでは一回戦を始めます』 その声とともに一斉に雪が飛び交った 早くも雪が当たったものがいた 『パーンッ!』 雪が紅くなった その音に怖がりながらみんな必死で雪を投げている 『パーンッ!』 『パーンッ!』 『一回戦は終了ですお疲れ様でした バスに戻って下さい 完全に参加者から笑顔が消えた』 そしてバスは動きだした 紅い雪たちを置いたまま…
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