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そして、千鶴です。
彼女は謎が多いです。
まず
P・11
なぜ、雪深いところに彼女がいたのか?→これは、彼女も自殺する場所をさがしていたからだろうと思われます。
P・13
「一人でさみしかったですから」→これは、何かあるのかな? と思わせます。
P・16
千鶴は初対面の浩一に向かって「カニを食べるときの男女について」語ります→きっと、自分の身の上話でもしたかったのだと思います。「別れ」について、話したくても話せないのでしょう。
P・20
「本当は死にたいんです」→体の交わりを終えて、つい本音をもらします。そして「死にたかった」と過去形になります。
P・22
千鶴は昨夜の出来事がなかったようにふるまいます。→明るくつとめようとしています。きっと、ここでは死にたいという欲がなくなっているのだろうと思われます。なので、浩一を砂丘へ誘います。
P・25
携帯電話の着信音
これは、五回鳴ってきれて、再び二回鳴ってきれています。きっと、別れた彼氏か、不倫相手の電話で(彼女が意味深な言葉を残して別れたのかわかりませんが)心配してかけてきたのでしょう。
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