自宅訪問

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『………』 うわー流石に緊張する。 エレベーターに乗り込んで8階を選択。 無機質な音を立てて上昇した。 『…あ』 『…おはよ…』 エレベーターが止まって開くと沙紀が居た。 『…おはよ』 パフ袖のTシャツに、ええとなんて言うんだっけ…胸下あたりで切り返しになってるAラインのワンピースみたいな服。 言い方忘れたけど、それに7分丈のパンツ合わせてて… 夏も可愛いっス…!! 胸元、今日は閉まってる服なのは若干…ちょっとだけ…かなり…残念…ですけど。 『…沙紀、可愛い…青も似合うね。』 ワンピースが空みたいな爽やかな青で可愛い。 『…え、そうかな…魅紀ちゃんが着ないって言うからもらっただけなんだけど…』 『…沙紀だから似合うんだよ。魅紀さんは爽やかな色ってイメージじゃないし…』 魅紀さんは度ぎついショッキングピンクとかギラギラなゴールドとか正しくギャルです!みたいな色のがイメージつく。 って事は口には出さないけど。 『…お母さんもお父さんも芳賀くんに会うの楽しみにしてたんだよ…』 『え!?まじで!?』 それは良い意味で? それとも悪い意味で?
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