主人公

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「や、やっ‥‥やめてくれ!!」 「ふふふ‥‥」 俺の叫びもむなしく、女は一歩、また一歩、不気味な笑みを浮かべ向かってくる。 「あなたも一緒に‥‥‥来なさい!!!」 女が突然俺の方に走りだした。 ――グサッ ナイフが俺の腹部に刺さった。 「うっ‥‥‥」 あまりの激痛に声もでない。 そして、俺のことを刺した女は返り血をあびながらも笑っていた。 「うふふふ‥‥ふふふふ‥‥‥‥」 その時、俺は意識をなくした。  
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