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四月七日 晴れ
黒桜高等学校入学式当日
俺はいつもより一時間早く起床し、新たに買った黒桜の刺繍のある標準学生服を着用し、髪をアイロンでストレートにし、地味に地味に着こなしをした。
「これだったら目ぇ付けられる意味もねぇだろ。」
それから携帯をポケットに入れると、家を出た。
出たのは7時20分だったが学校に着いたのは8時だった。
「ヤベー遅刻かよ!バカヤロー!」
玄関で革靴を脱ぎ、中用の革靴を履くと、一年のクラスがある二階へ急いだ。
二階へ上がると壁にはクラス表が貼られていた。
クラスは全てで四クラスあり、俺は一年二組に名前があった。
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