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｢黒龍ねえ……カッコイイ名前だな。まっ俺の次にな!｣
と白虎さんは自分で言って自分で爆笑している。
俺も機嫌を損ねてはいけないと思い、苦笑いでアハハと笑った。
｢黒龍。こっち来いよ。｣
さっきまで爆笑していた白虎さんは突然真顔になって、手招きをした。
その真剣な眼差しに軽くドキリとしたものの、直ぐに小走りで白虎さんの方へ駆けて行った。
｢なんすか？…呼び出しの用件は。｣
｢黒龍。お前二人目なんだよ。｣
｢え…｣
俺の家系には黒桜に入った者は居ないはず…
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