第壱章 中学時代

4/17
前へ
/236ページ
次へ
俺はボールを直哉に放った。 ボールはストライクゾーン確実で140キロは出ていた。 だが… 「ヤベッ!!」 直哉は最悪なミスを仕出かした。 キャッチャーのエラー。 ボールはスルリとキャッチャーミットから外れるとそのまま後ろのバックネットに当たって落ちた。 「回れ!!回れ!!」 相手監督の喜びの叫びが聞こえる。 こんな… 俺は静かにベンチへ戻った。
/236ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6103人が本棚に入れています
本棚に追加