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宛先のない手紙
🎵
その手の冷たさに涙ぐんだ理由は、あなたの心も、そうなることが怖がったからでした…
あなたが、この町を離れて三度目の冬も過ぎて…寒がりなあなたへ編みかけたセーター、ほどいた気持ちを解って下さい。
ああ、待ちくたびれた私は、この淋しさについて行けない…
涙で「サヨナラ」は、とても綴れません…悲しみの中で…
せめて、あなたの写真、焼かずに私、嫁いで行きます…
🎵🎵
あなたのことだから、仕事に追われて、私を迎える約束すらも、忘れてしまったのでしょう…
私は、この町で、そっと生きて行きます。違う道を選んだ私でも、心のどこかで支えて下さい。
ああ、最後のワガママです。こんな私を忘れないでいて…
涙で「サヨナラ」は、とても綴れません…悲しみの中で…
せめて、あなたの写真、焼かずに私、嫁いで行きます…
涙で「サヨナラ」は、とても綴れません…悲しみの中で…
せめて、あなたの写真、焼かずに私、嫁いで行きます…
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これは、まだアルフィーがフォークグループだった頃(『メリーアン』がヒットする前)に出た、とても悲しい失恋バラード。以前に日記に書いた『北のHOTEL』(カラオケで、前川清の曲として入ってた歌)のリメイク前のオリジナル版をB面に収めたシングルとして、リリースされた。
恋人に未練を残したまま、他の人と結婚することになり…「でも、この気持ちを解って❗」と訴えかけるような意味かな。リードヴォーカルは坂崎、高見沢と桜井では、おそらく表現できなかったであろう雰囲気を、見事に伝えてくれていると思う。
今まで聴いた、あらゆる曲の中で、上位にランクされる悲しい歌…今、こうして記しながら、涙が滲んでいる💧
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