執事アルバイト募集

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ゴゴゴッと音を立て開いた門の先には 20代くらい煙草を吸った男だった 「うぉ 結構きてんなぁ」 そう言ってケラケラと笑った 皆 なんだこいつ…… って顔をしながら 呆れていた 「ほら お前ら早く車に乗れよ 送ってってやるから」 煙草を吸っている人は ニィッと笑いながら 親指で後ろを指さした 指さした先には なっっっがいリムジンが停まっていた 取り敢えず俺は盛大に吹いた 貧乏人の俺にはこんな なっっっがいリムジンなんて拝んだ事無かった さっきのすました坊ちゃん系の奴も あんぐりと口を開けていた 「?早く乗れよ」 煙草を吸っている人は当たり前のように 車に乗った 俺らはその後いそいそと車に乗った 後で知った事だが 煙草を吸ってた人は 氷室 暁 とゆうらしい 明るくて良い人だった そしてイケメン……だった
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