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当然、彼女からの返答はない。聞こえているはずもなければ、彼女は俺の存在さえ知らないだろう。 だが俺には、それだけで十分だった。 例え傍から見れば、独り言のようであっても、窓を通し彼女と話せる事。 ベランダ越しに見える彼女を見れるだけで、俺は十分だ。 この一人暮らしの寂しい生活に、潤いを与えてくれる、たった一つの光りだったんだ。
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