0人が本棚に入れています
本棚に追加
暗い夜空に一筋の光り
たくさんの破片が集まって出来たモノ
消えそうになりながら
ゆっくりと煌めきを保つ
苦しみから抜け出したその後に待っていた世界
きれいな処ではなく
脆く危うい世界
闇に覆われた上に何があるのだろう…
目を凝らしても何も見えず
ただ僕をここから動かしてはくれない
縛り付けられたかのように
光りの残骸たちを見続ける
僕が知っているモノはひとつもなく
不思議と感情が湧き出てくる
創造していた天使は亡く
天国と地獄の間で立ち尽くすことしか出来なかった
救われると思っていた
そんな安易な希望はココには見当たらない
鳴り止まない感情に耐えながら僕は天を見上げていた
最初のコメントを投稿しよう!