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韓国代表からのスローイン。
韓国のMFは近づいてボールをもらいにきた李にそれを託した。
日本ゴールに近いところでラインを割ったので、韓国の攻撃陣はすでに日本のゴール付近に張っていた。
日本の守備陣は6人、韓国は4人。
そして、李には梶田がついていた。
「さぁ、この場面で李はどのようにしかけるのでしょうか。」
ボールを受けた李はそのまま足元にボールを落ち着かせ、
自分の右肩後ろにいる梶田の動きを待った。
すると、スローインをしたMFがあがり、
李はそれをみて、パスを出した。
「これは危ない。」
その選手にはマークがついていなかったので、
梶田が李のマークをはずして、ついた。
それを狙ったかのように、李はドフリーとなり、
パスを受けた選手はダイレクトでもう一度、李に戻した。
「李、フリーになりましたねぇ。」
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