第3話

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完全に裏をかかれた梶田の自慢の足も韓国代表の正確なパスには追いつかず、 李はすぐにライナー性のボールをゴール前に蹴り込んだ。 「さぁ、李からのアーリークロス!!」 韓国にはとりわけ身長が高い選手がいるわけでもなかったので、 ライナー性のボールは絶好球だった。 ボールの行方には2人の韓国選手がおり、 近藤はヤマをはって、ニアサイドにいた選手のシュートコースを消した。 しかし、韓国選手はわかっていた。 これがクロスじゃないことを…
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