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ミンの隣の大魔導師の詠唱は、まだ止まっていなかった。
正確には、円が繋がった時から、別の呪文に入ったのだが、
普通の人、呪文に詳しくない者には、ただ、続いているようにしか、聞こえなかった。
ドリファンの前方に、円卓大の光の円が、現れた。
円の縁には、謎の古代文字が書きつづっていた。
その中から、うごめく何者かが、浮上してきた。
「ドリファン~!なんか、でてきたよ~~!」
「ミン。無駄じゃよ。向こうには、音は届かん。」
「そんな~。」
当の受験者は、
召喚された者に、驚いていた。
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