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フードをおろした、その姿は、
じっさい、
背丈は、2メータを超えており、肌は灰と緑を混ぜたような、肌の色で、頭部には、毛がなく、耳は尖っていた。
予想どうりだったのは、顔の半分を覆うような白く長く伸びたヒゲと、白く長く伸びた眉毛、それと、杖。
ギルメーアは、自分の任務を思い出し、
「申し上げます。イストニア先の王との約定に従い、イストニアに危機ある時、此を助ける、に、従い、イストニア王国をお救いください。」
ダマリアは、全て承知のようであった。
「おもてを上げられよ、強き戦士殿よ。
先の王は、良い王であった。
主君に、伝えられよ。
承知したと。」
ギルメーアは、深々と頭を下げ、急ぎ、帰路についた。
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