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「コンタクトなんて嫌やって言ってんのに…」
上原マチコは渋々ゴーグルを外そうとした。
でも嫌そうにしたその顔さえも
ゴーグルを外した瞬間可愛く思えたんだ。
お前の顔を見るのは2度目なのに…
やっぱりお前に目が吸い寄せられる。
「可愛い…」
俺の考えと同様、
横にいた先生がマチコを見てポツリと呟いた。
この男…若干顔が赤いぞ?
ハハッ…
でも俺だって可愛いと思ったんだ。
俺が絶対コイツを可愛くさせてやる。
「視力計ったらいいん?あたし目悪いで。」
「だからマチコちゃんに合ったコンタクト探すんだよ」
「眼鏡のほうが…」
「ダメだ。」
眼鏡だとお前の目がはっきり見えなくなる。
コンタクトにして可愛くなって皆を驚かせ。
俺に感謝し、俺にひざまずくがいい!!
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