第二章

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その数日後、コンタクトを取りに行った上原マチコは何故か緊張していた。 「こ…これで何かがきっと変わるハズ!でも恥ずかしい…」 「明日学校で楽しみしてるね。」 「何いうとんねん。 明日学校休みやん」 「じゃあ試しに明日見せてよ。俺とデートだね。」 「デートッ!!!!?」 「買ってあげた本人にまず見せなきゃ♪ 俺間違った事言ってる?」 「う…」 「緑公園の前に1時で!」 「えぇ何で!?あたし行かへんで!」 「お前の頭かち割るのとDSかち割られるのどっちが嫌なんだ?」 「アホか!どっちも嫌やわ!!」 「ハッ…熱出しても来いよ。」 本当は誰より一番に可愛い姿が見たかったから。 とは言えまい。
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