第三章

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「あーラブ…」 「もーダメじゃん暴れちゃ!」 「あたしが悪いんちゃう!」 「とりあえず教室戻ろう」 ラブと呼ばれたその男はマチコの腕に絡み付いた。 男がダメなマチコだったはずだ。 なぜマチコはコイツに気許してんだ!? 「おいマチコ!そいつ誰だよ…」 「あ?幼なじみやで。」 小動物の様に可愛らしい目。 マチコと変わらない身長… サラサラした茶髪。 テディベア持って寝てそうな…。 なんだコイツ………? やるな。 可愛い系で対抗してきやがる。 俺の敵か? 「姶良悠っていいまーす☆」 あいら…ゆう? アイラブユー? 何だコイツ。
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