第十三章

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「で、君は一体何を考えてあの授業を受けたんだね」 「いや、授業はいたって真面目に受けてはいたんですけど…」 俺は職員室前の一番目立つところで正座をしながら説教を聞かされていた。 「あれが真面目?君はふざけているのか!!」 俺はいつからこんな哀れな子になったのだろう。 「ふざけてるというか、色塗り担当しただけなんです! 先生、本当です!! 俺は何もしてません!無罪です!!」 アレ? 痴漢の容疑者みたいな発言になってない? 「何もしていない? 何もしなきゃここに君はいないだろう!?」 「だってモンスターもおじーちゃんも俺の提案ではないです!! 俺は言われて色を塗っただけです!!」 「言われてやった? 班長が責任を感じる事なく人に責任をなすりつけて君は恥ずかしくないのかね!?」 「まず班長じゃないんですって!!」 「もういい。 明日通学したら、もう一度来なさい。」 ええええええ!!!!!!!! 明日も説教させられんの!!!? なんっで俺だけこんな目にぃぃいいいい !!!!!!
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