真っ白い手紙が落ちてきた日

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・・・剛。 私の元彼。・・・もうこの学校にはいないけど。 剛は、何ヶ月前かにこの学校を転校して行った。 私と別れを継げて。 「先行くね~!」 「うん。」 のんきな優子。 まあ、いいか。 それより、この真っ白い手紙よ!何だろ、 誰からの手紙? この、『机の中』ってなに? 謎が多い手紙・・・。 あっ!!! もしかして・・・・。 机ってあの机カモ、 私は、急いで学校に向かった。 あの、『私の机』の所に・・・。 学校に着いた私は、荷物を持ったまま、屋上に向かった。 屋上のドアを強く押した。 「は・・・は・・・・」 屋上のドアを開けてすぐ右に曲がってドアのある所の裏に置いてある机。 この机が『私の机』。 どうしても1人になりたくて、作った私だけの場所。 ここで、本を読んだ。 ここで、勉強をした。 ここで、剛と出会った。 ここで、告白した。 ここで・・・。 たくさんの思い出がある場所、机といったらここしか思いつかない。
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