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美咲(こんなの嘘だよね)
その頃、美咲は家の前まで戻って来た
家のドアを開けようと鍵を回したが開かない…
美咲「え?何で鍵が合わないの?」
美咲は仕方なく、呼び鈴を鳴らした
母「はい、どちら様ですか?」
美咲の母の声がインターホンから聞こえた
美咲「お母さん、私です。鍵が合わなくて、開けて下さい」
母「どちら様ですか?家に娘なんていませんが」
美咲の母はとんでもない事を口にした
美咲「な…何を言ってるんですか?私です!美咲です」
母「家に美咲という子はいません!帰って下さい」
インターホンから聞こえてくる声は冷たいものだった
美咲「冗談は止めて下さい!」
美咲は半泣きになり、扉を叩いた
母「これ以上騒ぐと警察呼びますよ!早く帰って下さい」
美咲「何で?急にどうしたんですか?!お願いだからここを開けて下さい!」
母「今、警察を呼びました!捕まりたくなかったら早く帰りなさい」
美咲「!!お母さん…お母さん!」
それから5分後、パトカーのサイレンが聞こえてきた
美咲「いやっ!」
美咲はもう逃げるしかなかった…
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