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美咲は涙を流しながら、がむしゃらに走った
扉の向こう側にいた美咲の母は、床に崩れ落ち泣いていた…ごめんなさい、ごめんなさいと何度も呟きながら
美咲は、行くあてもなく走り続けた。その間、すれ違う大人の視線はどれも冷たいものだった
走りつかれた美咲は、昔よく龍達と遊んだ公園の前で足を止めた
美咲「お母さん…私はこれから…どうすればいいんですか?」
美咲はブランコに揺られながら携帯を開いた
美咲「龍先輩…」
美咲は龍の携帯に電話をかけた
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