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この瞬間、テレビを見ていた人々は誰もが驚愕の顔をしていただろう
龍「な…んで？」
佳奈「え？訳わかんない…何がどうしちゃったの？」
美咲「…信じられません」
絵美「日本を…リセット」
この時、絵美の頭には３年前に光孝が言っていた言葉がフラッシュバックしていた
龍の母親は涙を流し、この事を話し出した
母「父さんが言うにはこれは、今の日本が腐りきっているのが原因だとか言っていたの…」
龍「父さんは…父さんはどうしたんだよ？」
龍達の父親は国会議員でもあり、政府の関係者でもあった
母「お父さんは…今回の事に凄く反対していたの…だけど…お父さんは…国家反逆罪として…警察に捕まった…ごめんなさい…私達には…どうする事もできなかった…私も、明日には警察に捕まる…あなた達は生きて、必ず生きて」
母はそう言うと泣き崩れてしまった
佳奈「嘘…お母さん！嘘だよね！？ねぇお母さん…」
佳奈は泣きながら母を揺すった
龍「何でこんな事が…」
絵美「私、一度家に帰るわ…また明日の来るから…」
美咲「私も…失礼します」
龍は放心状態になり、絵美と美咲は急いで自分の家へと戻った
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