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ココア姫も
とても悲しい顔を しています。
ミルキー姫が死んだ事ではなく、
母親であるお妃さまの、温もりが、 ココア姫は最も
お妃さまに求めているものでした。
不安になると
誰だって人の
暖かい手を握り締めたくなるのです。優しく「大丈夫だ」って言われたいんです。
王様は、ココア姫からですとお父様は、ココア姫の気持ちをよく知っていました。
でも王様は…
去年の春、この世から旅立ちました。
そうしますと、
ココア姫の心は
不安定に達しています。
ミルキー姫は
ほんとうに
ココア姫に
生きる勇気を
伝えていました。
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