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夢の中
それからココア姫はすやすやと
寝息をたてて
眠りました。
…………………
ここは……?
姫は現実とは
思えない、世界に 立っていました。 斑な壁はぐらぐら動き、ココア姫を 馬鹿にしているかにも見えました。 「なにょッ!ふんだッ」
ココア姫は斑な道をずかずか歩んで 行きました。
しばらくすると
あまりにも地面が ぐらぐらに動くものですから、
少し怖くなり、
立ち止まりました。
!
…何? 何なの!?どこからか微かに 囁き声が聞こえます。
ココア姫は耳をすませてみましたが、その声は遠のくばかりに斑な道へ 消えて行きました。
…………
…………
「…ん?」
体をゆっくりココア姫は起こしました。
するといつもの
城のたたずみに
窓があり、真中に 純銀のテーブルがあり、カーペットが敷き詰められ、 そこには小さい頃沢山お妃さまに買ってもらった縫いぐるみが沢山並べられていました。 自分はベットに
ぽけぇと座っていました。
………いつもの… 場所だ…
ココア姫は
いつもの様に
ベットから起き、 殺風景な
部屋からでました。
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