第5章

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夜6時…運命の時がやってきた 零達は大木公園にやって来ていた あの時の声にしたがって… 「この時間のはずよ だって私が聞いたのは6の時って言ってたもん」 と氷は言った 「私が聞いたのは長き物が44を告げるときって聞こえたけど…」 凛が言う 「っつーこったぁあと45分ぐらい待たなきゃいけないのかよ あーあ暇だなぁ」 九楼はもう飽きたらしい 皆で適当に45分間を過ごしているとまた空から声が聞こえる あの時と同じ声が… 「よく来た…この世界について教えてやろう しかしその前に試験を行う」 それと同時に地面からモンスターが出てくる あの時のゴーレムよりもデカイ 「こいつを倒せってか…」 零が言う 「何カッコつけてんだよテメーは弱いんだから引っ込んでろ!!」 解が馬鹿にする 「はぁ!?テメーに言われたくねーよ」 こんな時に零と解がケンカをはじめる そんなことは関係無い むしろ好都合だ そう思ったのか敵は解と零をめがけて拳を出す 「うるせぇ💢」 零と解は拳を同時に切る 「氷!!九楼と一緒に魔法で援護!! 成星さんは回復援護…オレはアイツ等のケンカを止めた後…攻撃に参加する」 炎が言う 「分かった」 九楼と氷は声を揃えて言った 炎は零達の所へ走り零達に言う 「お前等こんな所でケンカして… そんなにアイツに殺されたいのか?」 炎の声を聞いて零と解は我に返る
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