5人が本棚に入れています
本棚に追加
「理子!おまたせ。」
「もぅ!拓ちゃん遅い!!」
約束の時間が30分くらい過ぎた頃拓海くん達が来た。
「ゴメン!ゴメン!こいつが遅れてさぁ…」
そう言って拓海くんが謝る。
拓海くんは所謂イケメンと呼ばれる部類の人。
理子は可愛いから2人が並ぶと美男美女カップル。
「雫ちゃん、久しぶり!」
拓海くんが笑顔で話しかけてくる。
「久しぶりだね!拓海くん。」
私も笑顔で答える。
「あっ!こいつが雫ちゃんに紹介する俺の親友で町田 圭介。」
「どーもー!雫ちゃんって言うんだ!可愛いね!」
私は一瞬固まってしまった。
だって!初対面でいきなり馴れ馴れしすぎる!
有り得ない!!
なんなのコイツ!!
「あ…どーも…」
私はその言葉しか出て来なかった。
最初のコメントを投稿しよう!