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じゃぁ俺はなんの為に戦っている…?
戦場で一人考える青年が一人。
守る物も無く、名誉が欲しい訳でも無く。
金もいらない。
なのに…俺は何故ココにいるんだ…。
「おぃ!大丈…それ…お前が一人でやったのか…?」
一人の兵士が俺に話かけてきたが、何かを恐れる様に1歩後ずさりをした。
多分恐れているのはその光景と俺に対してだろう。
俺の手には敵だった物の一部の塊と、それから出た赤い液体で全身真っ赤だからだ。
「あぁ…これ?敵の首ですよ?ほしいですか?」
そう言って俺はその兵士に3つの首を投げた。
グシャッ!!
その首は兵士の手前で落ち、地面にぶつかった。
落ちた衝撃で切り口から血が吹き出ている。
「…バ…化物ッ!!!!」
そう兵士は言って、その場を走り去っていった。
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