943人が本棚に入れています
本棚に追加
ヤチル「うっ!」
――バタッ
フリード「悪いな…」
首裏の脊椎のツボを刺激して気絶させた
アース「てめぇなにやってんだ!!」
―ガッ!!ブンッ!!
アースは壁にかけてあったハンマーを掴み俺に振り下ろした
――ガキキキキンッ!!
突如出したハンマーを振り上げ、フリードが出した剣とがぶつかり合い火花をあげる
フリード「くっ…落ち着けっての!ヤチルのためにやったんだよ!」
アース「あぁ!?」
そう…この信頼してる二人…あのまま行ったらヤチルは…
――ガキンッ…ズザァァ…
お互い武器を払い、弾いて距離をとる
フリード「こいつは親がいないだろ?だいたいわかる」
アース「だからなんだよコラァ!!一年前の戦争で亡くなったんだよ!」
こいつがこんなにキレるとは…ヤチルも好かれたもんだな
戦争ねぇ…だから尚更…
フリード「だろうな…『人がいなくなる』のがかなり恐いんだろうな…優しすぎる」
アース「なにがいいたいんだてめぇ…」
アースはハンマーを構える
また攻撃は勘弁だぞ?
さっきので手が痺れてるのによぉ
フリード「落ち着けっての…俺達を必死で止めてただろ?あのまま無視して泥雲の樹海に行ったら、あいつは優しいから心配してついて来る。それこそあいつは無駄死にだ」
アースは無言になり何かを考えるそぶりを見せる
くっ…確かににあいつならありえる…
そんな顔してるぜ…
フリード「それとも『破魔の四天王だから』なんてバラすか?それを話すにはそれなりの信用がある。俺はまだあいつと時が浅い…まだ信用できないんだ。だから最善の策は『気絶させて、起きるまでになにごともなかったことにする』だ」
アース「……」
アースは俯いた
そして
アース「はぁ~…」
アースは深い溜め息を吐く
アース「悪い…また頭に血がのぼっちまったみたいだ…」
フリード「もう慣れたよwwそれにさすが『土怒』だな…パワーがやばいわ…まあ、もしマジギレしたらガードしてもここら一帯の地面崩壊してるだろうな」
ついでに俺の腕が軽く死にますので勘弁してくださいw
アース「キレると周りがなんにも見えなくなるんだよな…まあいっか♪」
開き直り早いなおいwwwww
フリード「もしまたキレたらケツにタイキックくらわしてやるよwwwww」
アース「あ…ムチかロウソクで「黙れ」…はい…」
最初のコメントを投稿しよう!