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ワールド「……。
何者だ…?
人間の様だがどこか雰囲気が違うな…」
スタッと地面に降り立つワールド。
夢幻は大きな刀の柄から降りて、グッと地面に突き刺さった大刀を引き抜いた。
夢幻「だから言っているだろ?
俺は夢幻って言うんだ!」
ワールド「まぁ~良い…
邪魔をするなら、お前もそこのジジィのような運命を辿る事になるぞ…」
夢幻「じっちゃんをボコボコにするって事はお前は悪い奴なんだな…
死神の仲間か!?」
ワールド「死神?
あんな低俗な生き物と一緒にされると困るんだがな…
まぁ~良いお前は俺の邪魔をするんだな?」
夢幻「じっちゃんから心の声で聞いた…
お前の相手をしてる暇なんてない。
俺は禁龍を止める!」
ワールド「そうか…」
それだけ言うと黙って目を瞑った…
ワールド「なら邪魔をする事って捕えて良いんだな…?」
夢幻は手を龍神の方に向けた。
するとポワンと光に包まれた…
夢幻「じっちゃん…
少しこの中にいなよ…
傷も癒してくれるし、外からの攻撃も防いでくれるはずさ。」
ニコッと笑って、ゴゴゴと蠢く地面の方に歩み寄った…
ワールド「俺を無視するんじゃないーーーーー!!!!」
ワールドは手を光に包み込んで夢幻の首筋を捕えようと手を振りかぶった。
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