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後ろを向いたまま大刀の刃の逆さの部分で受け止める…
夢幻「良いから邪魔はしないでくれる?」
ワールド「生意気なガキだな…」
大きく足を振り被って首を狙うワールド…
パリ…
パリパリ…
パシン…
「敵意の無い者に対してそれはないんじゃないのか?」
黄色いオーラに包み込まれた青年がワールドの蹴りを受け止めた…
夢幻「ちと来るんが遅いんじゃない?
刹那?」
真っ直ぐ見ながら夢幻は言う。
刹那「そう言うなよ…
これでも俺はかなり飛ばして来たんだぜ?
お前が速すぎなんだよ。」
ワールド「……。
何者だ…?」
刹那「俺達は人間界から来た神共の助っ人さ…」
ワールド「中々ふざけたガキ共だ…」
その時…
黒い風が一気に通り過ぎた…
「む~~~~~~~~げ~~~~~~~んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
夢幻に鎌を振り被って一気に詰め寄って来た人物がいた。
ガっと腰にある無刀を直ぐに抜いて受け止める夢幻。
夢幻「誰…?」
ワールド「フフ…
やはり天は俺の味方だったようだな…」
刹那は蹴りを受け止めながら、チラッと夢幻に斬りかかる人物を見た。
刹那「チッ…
ゼロか…。」
小声で言った…
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