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キュン…
キュン…
キュン…
三つの光の柱が天より振って来た。
一つは緑に光る柱で、青白い光
そして最後に朱い光が振って来た。
「そら見た事か…
あの時にしっかりと処罰を与えないからこんな事になるんだ!」
「そうですよ。
あなたにも責任はあります。
結局私達が後始末だ…」
「まぁまぁ~そうは言わないで下さいよ。
亀神と虎神、これで龍神のじぃじぃに権利はほぼ無くなった。
貴方達にもメリットは十分あったはずですよ?」
亀神「朱神も人が悪い。
こうなると分かっていて龍神をずっと泳がしてたんですね…
怖い怖い…」
虎神「まぁ~イイ。
さぁ~先ずは禁龍の封印だ…
その後はあのじぃじぃの処分とアレを頂こう…」
朱神「ですね…フフフ。
さぁ~仕事を終わらしますか?」
この三人は朱雀界の神、玄武界の神、白虎界の神の三人だった…
その時、三人の目の前にビュッと姿を現す一人がいた…
ワールド「待っていたよ…
禁龍なんてどうでもイイ。
禁龍は貴方達を呼ぶ餌に過ぎない…」
朱神「貴方は龍神の息子のワールド…
あなたの動きはすべて見さしてもらっていましたよ。
随分と無茶苦茶していますね。
まぁその方がこちらとしても都合が全然イイ…
さぁ~次はどんな無茶を?」
虎神「俺達を呼ぶ餌だと?
お前正気か?」
亀神「呼んでどうするつもりで?
四世界すべてを乗っ取るつもりですか?
フフフフ…」
鼻で笑う亀神。
ワールド「これは何か分かるか…?」
右手をサッと出すと、赤い石が手の平の中には持っていた。
朱神「ッ!?
それは『神の石』っ!!!」
三人は驚く様にその場から少し離れた。
亀神「物騒なもんを持っていますねぇ~…」
虎神「神石でどうするつもりなんだ。
あの小僧は…」
朱神「ってか神石どこで、手に入れたんでしょうか…?」
ワールド「さすがは神の中の神、この石の事を良くご存じで。
別名『神殺しの意志』…
これをどう使うか分かりますか?」
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