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虎神「飛ばすのぉ~
じゃあ俺も行くぞい!
『虎人』…」
メキメキと音を立てて虎神の体が虎の様になっていく。
その様は白い毛で覆われて行き、ホワイトタイガーの様になった。
ワールド「はぁ~それも見た事があるよ…
身体能力が飛躍的に伸びる…
いや、飛躍的ってもんじゃないか。
確かに属性龍の長ぐらいだったらそれで十分倒せるレベルだな。
だが今お前達の前にいるのは『俺』だぞ?」
朱神「そこまで舐めてくれますか?
良いでしょう。
その根性、親に代わって私達が叩きなおしてあげましょう!」
ワールド「…。
くだらないな…」
その刹那
虎神がワールドの胸元に向かって腕を伸ばして来た。
まるで、白い彗星の様な速さで胸を貫こうとした。
トン…
虎神の腕をスッと横に向けてワールドは自分の手を虎神の手刀の手に添えた。
ワールド「さすが、『白彗の虎神』と言われるだけはありますね。
俺以外の奴だったら今の一撃で決まっていたよ。」
そう言ってニコッと笑った。
虎神「ちょ調子にのるなよぉーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
そのまま、ブンっと手を横に靡くと手刀の先から真空波の様な物が出てそれがワールドを襲うが、
ヒュッと空に飛んで交わすワールド。
「あなた…
今、二人を相手しているんですよ?」
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