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女の子は、その人より先に 手すりを越えようとしていました。 なんと無茶な。 まだ小学二年位の女の子。 手すりの方がまだ高いし、しかも手すりは雨で濡れています。 必死に女の子は手をのばす。 その人は、速く動いてかさを取りました。 女の子は驚いています。 手すりの上で。 「あ」 女の子の声。 その人は女の子を見て、凍りつきそうになりました。 女の子は雨に濡れた手すりから、滑ってしまったのです。 ーー落ちるーー! 風が巻き下へといなざう。 その人は、女の子の手をつかみました。 ズンッ❗ お 重い!? どして!? っっっっ………。 重力はないはずなのに。 でも、 なんでもいいーー女の子を助けるのが先決。
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