氷の微笑

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後藤 「真樹也!飲みに行こうぜ」 俺は後藤って奴といつの間にか仲良くなっていた、話してみると結構いいやつで BAR ドルフィン しかし、男2人でBARかい 後藤 「お前見違えたよな。服装もそうだけど、初めて会ったときはただの乞食みたいだったしな(笑)」 「うるせーよ!後藤さんはなんでヤクザなんてやってんの?」 後藤 「はは、俺は自分の意志でやってんだ。腕っぷしも頭も必要なこの世界で俺がどこまでやれるか知りたくてな」 「嫁とか子供は?」 後藤 「昔に離婚したよ。しかし左京さんに気に入られた奴なんて始めてみたよ」 「気に入られた?何言ってんだよ。あのオッサンは俺をストレス解消の的にしてるだけだろ」 実際何回死ぬかと思ったか・・・ 後藤 「ま、いずれわかるよ!」 マスター 「私も左京さんにお世話になった一人なんですよ?」 「マスターも?まじかよ」 後藤 「まぁこの辺りの奴らは世話になってる奴が多いよ」 「へぇ~」 バンっ! 勢いよくドアが開いた さゆり 「後藤!事務所が・・・」 後藤 「!?どうしたんですか!?」 さゆりを見る限りただ事ではない 俺と後藤は急いで事務所に戻った
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