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事務所は無惨にも燃え盛っていた
後藤
「誰がこんな・・・・」
「・・・・さゆりさん・・・左京さんは?」
さゆりは黙って首を横に振った
!?
俺は燃え盛っている事務所の中に飛び込んだ
後藤
「おい!待て!」
中は死体の山だった。
銃で襲撃を受けたんだろう
奥で倒れている左京を見つけた
「おい!しっかりしろ!」
左京
「・・・・真樹也・・か・・まさか・・あいつに裏切られるとはな・・」
「誰がやった!?」
左京
「ふ・・お前が知る必要はない・・・お前は裏の世界にはむかん・・さっさと消えろ」
「何言ってんだ!ここまでお節介焼いといて」
左京
「暇つぶしだ・・・俺はここで・・終わる・・・真樹也・・・・・・・・・・強く・・・生きろ・・」
「左京!!!」
左京は静かに息を引き取った
後藤
「真樹也!!!何してやがる!出るぞ!・・左京さん・・」
俺は追ってきた後藤に腕を捕まれ、事務所の外に出た
消防車が着き、消火作業が始まった
朝まで消火作業は行われたらしい
その日は俺とさゆりと後藤で、後藤のアパートに泊まった
そして一睡も出来ずに朝をむかえた
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