氷の微笑

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さゆり 「!?」 髭 「!?・・・・クックックッ・・こいつは驚いた・・・生きるか死ぬかの瀬戸際にいて、さらに足に一発もらったにも関わらず、相変わらずそんな目をしているのか・・」 何言ってんだこの髭 髭 「こんなガキいるんだな・・・俺は左京政宗だ。ここに三百万ある。」 「おいおい左京さん、命賭けさせて三百万ってバカにしてんのか?」 左京 「ガキには充分な大金だろうが!それにテメーは勝手に命を賭けて来ただけだ、さゆりに騙されてな。死に損ないのテメーをこの場で片付けてもいいんだぞ?」 マジ殺す 「テメー・・・」 左京 「ハハ、悔しいならもっと賢くなることだな。 大人の世界は甘くねぇんだよ!生かしてもらって三百万貰えるんだ、喜べよ?」 「チッ・・・金は貰う。じゃあな!左京さん」 左京 「待て、その足でどこにいく?」 「かすり傷だよ」 いてぇけど 左京 「銃で受けた傷を甘くみるな!ヘタすれば切断するハメになる、生身の足ならまだしも・・おまえはここに居て傷を治せ!お前には生き方を教えてやる」 はぁ? アホか! といいつつ、俺は足の痛みに耐えかねて、とりあえずは治療してもらう事にした。 そして、二週間、傷が完治してまたしても左京の髭に呼び出された
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