犬食べなさんな

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北京市中心部の大型「犬料理専門店」では、犬肉を使った料理を現在も提供していた。韓国料理をベースに、中華風の料理法を加えた味がウリという。メニューを開くといきなり各部の肉の解説がついた犬の大きなイラストが描かれ、ページをめくると、犬を意味する「狗」の文字が入ったメニューがずらり。犬の丸焼き(888元=約1万3900円)、犬の焼き肉(218元=約3400円)のほか、犬肉のしゃぶしゃぶ、犬肉の水ギョーザ、犬肉のラーメンなどがあった。 同店は外国の客が多い有名店という。店員は「客の数は五輪期間中、かなり減りました。当局が『五輪期間中は犬料理を出すな』と禁止通達を出していることの影響を受けています」と話した。「五輪期間中の今、犬料理を提供しても大丈夫なのか」と聞くと、別の店員は「こっそり出しています」と答えた。
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