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いつものように帰宅した円が、疾風の散歩をしていた時だった。
最近恭耶と会えないな…
河原でぼんやり考えていた円。
「お~い!」
恭耶の声に驚き、声のする方を見た。
恭耶が近づいて来た。
だが、隣には見知らぬ女の子がいた。
…誰!?…
円の心は悲鳴をあげそうになっていた。
「久しぶりだよな~学校でもなかなか会わないし!」
「そうだよね。」
円は必死に笑顔を作った。
いつもは恭耶にじゃれつく疾風だが、円の事を心配するかのように寄り添っていた。
「恭耶、紹介してよ!」
隣にいた女の子が恭耶を突いた。
恭耶は顔を赤くしながら口を開いた。
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