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高校に入学した円。
親友の麻美と楽しく過ごしていた。
可愛い麻美は入学してから直ぐに数人から告白された。
「ごめんなさい。」
謝る麻美の横にはいつも円がいた。
「も~私は麻美の保護者?」
膨れっ面で麻美を睨む円。
「だって…」
麻美は泣きそうな顔をする。
「仕方ないか。」
円はため息をついた。
「職員室にこれ置いてくるから、ここで待ってて!帰りなんか食べてこ!」
円は日直だった為、日誌を担任に届けに行く為教室を飛び出した。
教室を出た直後だった。
『ドン!』
誰かとぶつかり、円は派手に倒れた。
「痛った~」
「だっ大丈夫?」
声のほうを振り返る円。
次の瞬間…
『あっ!!』
相手も円も声をあげた。
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