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「なっどうしてですか?」
麻美は自信があったのかもしれない。かなり動揺をしていた。
「俺、好きな子が居るんだ。片思いだけどね。だから、ごめん!」
恭耶は頭を下げた。
麻美はしばらく俯いていたが、
「わかりました。私の初恋だったんですよ。でも、何かスッキリしました。」
涙を浮かべながら笑顔を見せた。
円は麻美を見ながら、綺麗だなと思っていた。
二人は握手をしながら笑っていた。
「片思い実るといいですね!」
麻美は恭耶にエールを送った。
「多分友達としてしか見てくれてないから…前途多難だけど頑張るよ!」
そう言いながら円をチラッと見た。
…何っ…
円は一瞬ドキッとした。
「じゃあね!」
そう言って恭耶は去って言った。
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