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「マリー!」
主人が呼んでる。
あたしの主人、ヒロトが。
「ヒロト…何?」
「モデルお願い。また新作できたからさ」
そういってあたしに純白の服を渡す。
ヒロトは一応ファッションデザイナー。
売れないけど!
それをお手伝いするためにあたしは作られた。
ヒロトがあるエンジニアに頼んで作ったんだってさ。
でもあたしは生みの親を知らない。
気がついたらヒロトがあたしの主人だったから。
あ、服着なきゃ。
新しい服が出来たから。
今度の服はかわいいかも。
売れるかは別かな?
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