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ふぐ………なんて食べれるわけもなく連れて行かれたのは顔なじみの居酒屋。 今回のプレゼンのこと。 上司のグチ。 受付の可愛い女の子のこと。 何を話しても俺の意識はあなたにしか向かなかった。 「おまえどんなのがタイプなわけ?」 『仕事が出来て尊敬できて一緒にいて安心できる人っすかねー。』 今思えばまんまあなたのこと言ってた。 無意識だったんだ。 「……アネゴとか?」 なのにあなたの口からでた名前は思ってもいなかった名前で………。 アノヒトのことしか頭にないって思い知らされるみたいだった。 .
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