入学試験

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ふぅ、俺にはもう、校舎が見えてきた。親父に鍛えてもらった成果が今ここで出た 「はい、終了です。お疲れさまでした。そこで止まって下さいね!止まらないときは、てか、私見えているんで、止まらなきゃぶっ飛ばします」 ・・・・・・あれ?清水先生門のとこにいたよね?なんで俺声が聞こえるの? そんなことを思いながら待っていると 「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」 ヒュッ ドガッ 何か飛んできた って、こいつ受験生じゃん!何で飛んできたの!? 「止まって下さいねって言ったのに動くからですよ」 「清水先生」 「おめでとう。第一試験合格です。第二試験は別会場でやるので、移動しましょう ちなみに君、最高到達者ですよ」 マジで!?俺一番走ったの? てか、そんなことより 「あ、あの」 「ん?何ですか?」 「色々質問いいですか?」 「どうぞ」 「何で彼、飛んできたんですか?」 「言ったでしょう、止まらなきゃぶっ飛ばしますって 大丈夫。生きてますよデコピン一発ですから 彼、9.8kmまで来てたんですけどね」 「ちなみにここ、何kmですか?」 「19.8kmです」 えええぇぇぇぇ!デコピンで10kmぶっ飛ばしたの!?どんだけ強いデコピンだよ! 「他にはありますか?」 「この学校は何なんですか?」 清水はふっと笑うと 「強者を育てるための学校。 そう、この学校は力こそ全て!力こそ正義であり、強者ははい上がり、弱者は死ぬ そんな学校がここ、保世曇学園です!」 力こそ全て。力こそ正義 強者ははい上がり、弱者は死ぬ ふっ、ふふふふふふふ、ふはははははははははは!面白ぇ!上等だ!まさに俺にぴったりの学校!親父がすすめただけはある 「それって、この学校じゃあ、俺、本気でいてもいいってことですか?」 「もちろん」 「なら、行きましょう、第二試験の会場へ」 「えぇ」 こうして、俺は第二試験の会場へ、走っていった
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