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ただ延々と殺し合う日々を一体どれだけ続けたのか・・・
その日、俺は一人の女性と出会う事になった。
無表情で、何を考えているのか分からない女だった。
白衣を着た男と何かを話して、ようやく俺に視線を向けた。
正直に言うと、当時の俺は大人を信用していなかった。
大人達は俺達を殺し合わせて、その様子を楽しそうに眺めていたからだ。
だけどその女の目にあったのは何故か・・・
『悲しみ』だった。
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