保護者2人の苦悩

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楽しかった鍋も終わり、片付けをやる佐助と小十郎以外のメンバーは別室でテレビを見ている。 「鍋ってやってる間は楽しいけど終わったらなんか寂しいよね」 「片付けも大変だしな」 「本当だよ。結局俺様達が片付けするんだから。ちょっとは手伝ってほしいよね」 と、少し愚痴をこぼす佐助を見て少し口元を緩ませた小十郎は 「そうか?俺は2人っきりになれて嬉しいが」 と、呟いた。当然隣りにいた佐助に聞こえない訳がない。 「え?…どういう意味?」 「そのまんまの意味だが?」 「……っ///」 突然言われた言葉に頬を染めた佐助は驚きのあまり声もでない。それもそうだ、硬派なイメージのあった小十郎からそんな事を言われたのだから。 小十郎は頬を赤く染めている佐助が可愛くて そっと頭を撫でた。
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